世界のどこかへ連れてって

ペンで絵を描く人のブログ

君の名はスーサイド

君の名は。』と『スーサイド・スクワッド』をどちらも2回ずつ観てきました。

 

以下、ネタバレを含みますのでネタバレ嫌いな方は読まない方が良いです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君の名は。

 新海さんの持ち味なのである意味当然かもだけど、とにかく映像が綺麗でした。映像で泣ける。

特に印象的だったのは、彗星が割れて糸守町に降るシーン。世界中の人々がみんな綺麗綺麗と言いながら彗星を眺めていて、テレビのアナウンサーは「こんな彗星を見られるのは今の時代に生きてる私たちにとって幸運なことかもしれません」的なことを言ってたけどこの「幸運な」彗星の行き着く先には町があり、人の死が待っているんですよね。物語の結末としてはハッピーエンドですし、『秒速5センチメートル』のようなまさに新海作品!という訳ではないですが、こういう所に新海節を感じたり。

先に観た友人たちからはそんなに泣かないよと言われていましたが、必死でもがいたり葛藤する姿に非常に弱い自分は(中高生だと尚更弱い)1回目も2回目も後半からぼろぼろ泣いてしまいました…映像の美しさも相まって。主人公たちも泣くからさあ…。

あと声優陣がとても良かったです。神木くんは安定ですね。最近だと『TOO YOUNG TO DIE』だったり、さらに演技に広がりが出てるような気がします。三葉ver.の声を演じてるときは声に女の子っぽさがしっかり出てたし。上白石萌音さんは『舞妓はレディ』を観たので知ってたのですが、声あてるのもなかなか上手というか、「声優ではない良さ」がナチュラルな演技として表れていたように思います。

あと奥寺先輩役の長澤まさみも何気に良い味出してました。

ただ、主人公2人の間には3年間のブランクがあるのに、どうしてそれに気づかずに入れ替わり続けられたのかというのは少しひっかかりました。他にも細かい構成やストーリー進行がちょこちょこ物足りなくもあったけど、でもそういう細かいことなんて気にしない!素敵!と思えるくらいとても良い映画だったと思います。

 

 

▼スーサイド・スクワッド

この作品については賛否両論分かれてるようですが、私は好きです。でも色々惜しすぎる…!とりあえず予告編に出てるジョーカーのシーン全然使われてないじゃないかふざけるなでもジャレッド・レトとマーゴット・ロビーのおかげでなんとか許す(あとウィル・スミスもというかヴィラン陣の活躍で)。

脚本がめちゃくちゃだと言われてるようですが、ストーリー構成の変更に伴い色々切り貼りしたのも脚本崩壊の一因なのではないかと思います。一回目を観てから色々と調べたのですが、ジョーカーの出演シーンは大幅にカットしたようだし、例えばジョーカーがヘリをジャックしてハーレイを助けに来るシーンは「ハーレイの手を離す→ヘリが撃墜される」から「ヘリが撃墜される→ハーレイの手を離す」という風に改編されたようですし。こういう前後の変更があるとストーリーにも矛盾が出てしまいますよね…。

また、ジョーカーはハーレイのことを熱愛してる風に演出されてましたが(これも改編の影響?)、単なる熱愛だけでなく、もっとハーレイへの倒錯した愛情みたいなのがもっと見たかったです。いや熱愛なのも凄く良いのですが!!!とりあえずジョーカーの出番が少なさ過ぎて涙も出ない。

そしてこのジャレッド・レト演じるジョーカーもかなり賛否両論らしく、ヒース・レジャー版のジョーカーと全然違う!ジョーカーはこんなのじゃない!という声があるようですが、個人的には今回の新しいジョーカー像に関しては肯定的です。ジャレッド・レトすごかったよ?全然出てないのに存在感えげつないくらいでてたよ?色気はんぱなかったよ?

あとヴィランたちが部隊を組んで戦いに至る経緯も少し残念でした。仲間(になるはずであった)エンチャントレスを倒しに行く設定だとか、機械を創って私が神になる、みたいなのはどうなんだなかあ…とも思いました。せっかくの初陣がただの尻拭いなの?みたいな。

他にもこのシーンはカットせずに長回しで繋げて撮って欲しかったと感じる箇所が結構多かったのですが、これも恐らく色々変更した結果だからなのかなと…。僅かなジョーカー出演シーン、戦闘シーンのために2回目行きましたが、2回目だとかなりツギハギ感が目立ちました。ただ、2回ともIMAXで観たのは正解でした。地面が揺れるくらいの衝撃音が巻き起こる戦闘シーンはどれも圧巻です。『デッドプール』のときよりも衝撃は激しかった気がします。

こうして色々不満を述べている割には、すごく面白くて満足度が高かったんです。マーゴット・ロビーがセクシーだけどすごく可愛いし、ジョーカーへの愛がいじらしいし、ウィル・スミスが銃を撃ちまくる姿はすごく格好いいです。熱いです。ストーリーも大まかなところを気にしなければ派手なアクションやセリフの細かい表現が楽しいです。キャプテン・ブーメランがブロニーという設定なのも笑えました。(『デッドプール』でもブロニーと思われる表現があったけど、向こうの感覚的にブロニーは笑える闇というか性的な文化なのでしょうか)ジョーカーに関しても、あまりにも良かったのでその反面、もっとこうしてほしかったー!!という欲が出てしまったのだと思います。

 

 

なんだかんだマイナス面も色々書きましたが、8月から『ジャングル・ブック』シン・ゴジラ』『ゴーストバスターズ』『シング・ストリート』 と他にも映画を観てきた中で、この2作品が特に心に残って好きだからこんなあれこれ書きたくなってしまったんでしょうね。恐らくどちらの作品もDVDを買うと思います。スーサイドスクワッドはDVDに未公開シーンが収録されることを願いつつ…

 

そうそう、『シング・ストリート』もとてもよかったです!!!衣装、音楽、ストーリーすべて良かったです。これはもう鑑賞後には多幸感しかなかったので色々と言及はしません。ぜひ観てほしいです。音楽好きな方なら尚更。

 

 

次は『聲の形』と『ハドソン川の奇跡』を観に行く予定です。来月公開だと『インフェルノ』も気になってます。

 

肝心の絵の進捗については……近況を含め次回の記事で書きたいと思います。